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6月5日(水)〜7日(金)まで東京ビッグサイトで開催されたinteriorlifestyle TOKYOに、栃木の職人集団と開発したプロダクツを出展しました。
(関連記事:interiorlifestyle2013_01

昨年出展した、益子焼、真岡木綿、日光彫、鹿沼組子、烏山手すき和紙、栃木の線香に、組ひもの間々田紐と武者絵の商品が加わりました。

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益子の(株)つかもとの本巣秀一さんに制作して頂いている土色を活かした器「DOKI」は、昨年は参考品として出展しましたが、湯呑み茶碗、飯椀とも完成し商品として出展しました。

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「DOKI」と形は同じですが、益子の伝統的な釉がけを施した器(写真002)も、昨年に引き続き出展しました。好みの色と柄を選べるデザインが特徴です。

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真岡木綿からは、真岡木綿会館の花井 恵子さん、中山 美枝子さん、鶴見純子さんが、染色を施した手提げやポーチを出展。反物を織る際に色のついた糸を織り込んでいるため、一つ一つ色も柄も異なるデザインが特徴です。

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日光彫は、平野工芸の平野 秀子さんが制作している「華箱」(写真005)に加えて、益子の浅見瑞紀さんがデザイン/制作した器に平野さんの彫刻を施した「華鉢」(写真006)も出展しました。器とフタの内側だけ釉がけし、外側には釉がけしていないため、素朴ながらも日光彫りのシャープさが際立って見えます。
浅見さんデザインの一器多用な器「len-con」(写真007)は今年も人気でした。

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鹿沼組子の(有)豊田木工所の豊田 皓平さんが制作した角材箱(写真008)は、ビンテージワインなどのパッケージとして最適です。これまで木の小口を使用することはタブーでしたが、特殊な工夫をして商品化を実現しています。

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写真009の組子トレーは昨年も出展しましたが、手前の六角トレーは新商品。六角形の特徴を活かし、バリエーション豊富なレイアウトができます。

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烏山手すき和紙では、(名)福田製紙所の福田 長弘さんと吉村 祐樹さんが、様々な技法で漉いた和紙を出展しました。中には、間々田紐で出た糸くずや、一心堂さんのお線香を漉き込んだ和紙など、栃木の作り手のコラボレーションを活かした紙もあります。

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色鮮やかな和紙は、昨年に引き続いての出展です。

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栃木の線香の(株)一心堂からは、横山 一志さんと久楽持 浩司さんがデザイン開発した「火をつけないお香」『風香』を出展。『風香』を入れる香合は、益子焼の(株)つかもとの本巣秀一さん作です。フタの裏に穴があり、通常の香立てとしても使えるデザインです。

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間々田紐からは、間々田ひも店の渡辺 靖久さんが制作したブレスレット、ナプキンフォルダ、カーテンフォルダなどを出展しました。組紐は手作りなため、要望に応じて様々な紐の組み方、色や長さなど対応できるだけでなく、高級感や上品さもあります。

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武者絵は、(有)武者絵の里 大畑の鹿子畑 正美さんが描いた「武者絵のぼり」を生地として制作した手提げを出展しました。一つとして同じ柄がなく、自分好みのデザインを選ぶ楽しみがあります。会場では、特に外国人の目を引いたようです。

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「U」は、本来あるべきモノづくりの姿

栃木の作り手たちは総出で商品の説明をしていました。自分が手がけたモノだけでなく、他の作り手の商品説明もパーフェクトです。
大抵の場合、自分のモノだけ売れてくれればそれでOKなのですが、「U」のメンバーは誰一人そう考えていません。
また[interiorlifestyle2013_01]でも記したように、モノづくりにおいても異業種のコラボレーションが自然と行われています。
伝統産業の多くは、土は土、木は木、金属は金属、布は布といったように、素材を軸にモノづくりが行われいます。しかし私たちの生活で使われるモノでは、多種多様な素材が混在しています。一種類の素材で、人の生活を豊かにするモノづくりはできません。そういった意味でも、彼らのモノづくりは、本来あるべき姿だと思います。

※「U」の商品は、益子の陶器ギャラリー「陶庫」で常設販売されています。